コラム スキンケア

繰り返す唇の皮むけの原因とは?適切なケア方法やNG行為を徹底解説

2021年3月3日

ガサガサの唇は、放っておくともうすぐ皮がむける合図。

唇の皮がむけていると、せっかくのかわいいリップも台無しです・・・。

原因を突き止めず不適切なケアは、皮むけを繰り返してしまう原因になります。

今回は、唇の皮むけとして考えられる9つの原因や、繰り返しを予防するためのケア方法について詳しく解説しています。

皮がむけたときのNG行為についてもお話しているので、既に唇が荒れてしまっている人もぜひチェックしておいてください。

この記事で解決できる悩み

  • 唇の皮がむける理由がわかる
  • 唇の皮がむけたときの対処法がわかる
  • 唇の荒れ・皮むけを防ぐケア方法がわかる

唇の皮むけは乾燥だけじゃない!?

唇の乾燥を気にしている女性

唇の皮かわむけの大半は、「乾燥」によって引き起こされています。

これは、唇の構造によるものです。

人間の皮膚の多くには、「皮脂腺」「汗腺」と呼ばれる組織が存在し、汗や皮脂を分泌して水分を保つための保護膜が生成されています。

しかし、唇には「皮脂腺」「汗腺」がほとんどありません。

唇は自力で保護膜を生成できないので、水分が蒸発しやすく、ほかの皮膚と比べると乾燥が進みやすいのです。

また、唇は角質が薄くバリア機能も低くく、外部からの刺激を受けやすいことも、乾燥につながっているといえます。

とはいっても、乾燥だけが唇の皮むけのすべての原因とは限りません。

乾燥と同時にさまざまなことが重なることが、皮むけの原因となっている可能性があります。

唇の乾燥・皮むけにつながる8つの原因

原因を知ってびっくりしている女性

次に、なぜ唇の皮がむけてしまうのか、考えられる8つの原因について見ていきましょう。

乾燥した唇を放置しておくと、口唇炎(こうしんえん)と呼ばれる病気となる可能性があります。

よりよいケア方法をおこなうために、まずは唇が乾燥・皮むけにつながる原因について見ていきましょう。

原因①栄養不足

暴飲暴食や、偏った食生活を続けていると、栄養不足に陥ります。

慢性的な栄養不足は、乾燥しやすく唇の荒れや皮むけなどの症状を引き起こしてしまいます。

原因②紫外線

紫外線による日焼けは、唇の乾燥を助長させてしまいます。

前述でもお伝えしましたが、唇はバリア機能が低く常に外的刺激を受けやすい部位です。

さらに唇には、メラニンを生成するメラノサイトがほんのわずかしかありません。

本来、皮膚は紫外線を浴びるとメラニンを生成して、肌を守ります。

一方、唇は生成が難しく、紫外線のダメージを直接受けてしまうのです。

また、日焼けをすると、体はターンオーバー(肌の生まれ変わり)をしてダメージを修復しようとします。

このターンオーバーが原因で、皮がむけてしまうことがあるのです。

原因③ストレス

ストレスが溜まると、肉体的・精神的な不調を招くことはすでにご存じでしょう。

ストレスは、胃や内臓機能を低下させたり、ドロッとした血液になり血流の流れを悪くすることがあります。

血流が悪くなることで、栄養が全身にまわらず、唇まで行き届かなくなります。

そして、栄養のない唇が徐々にボロボロになり、繰り返す唇の皮むけとなってしまうのです。

原因④クレンジング不足

唇の縦ジワや口角の部分には、メイクが溜まりやすくなっています。

唇にリップが残っていたり、口元のファンデーションなどのメイクが落としきれていないと、皮むけや荒れてしまう原因につながります。

逆に、過度にゴシゴシとこするクレンジング方法も、唇の荒れの原因となります。

原因⑤唇皮がむけやすいリップを使用している

皮がむけて砂漠状態になっている唇の場合は、リップに原因がある可能性が考えられます。

色が落ちにくいことで人気のティント系リップの原料には、染料が多く含まれています。

ティントは、「染める」という意味を持っており、文字通り唇を染めること。

唇表面に色をのせる従来のリップに対し、ティントは細かい粒子の染料が、唇の角質層まで入り込み、皮膚の表面を染めます。

角質の薄い唇には、刺激が強く乾燥・皮むけを招いてしまうのです。

原因⑥マスクによる荒れ

最近は、感染症予防のためマスクが手放せない日々。

マスクをつけ始めてから乾燥しやすくなった人も少なくないのではないでしょうか。

マスクをつけていると蒸れるので、保湿されていると思われがちですが、実は乾燥しているんです。

マスクを外した時に、唇についた水分が蒸発するのと一緒に、唇内部の水分まで蒸発させてしまいます。

乾燥した唇は、さらにバリア機能が弱まっている状態。

バリア機能が弱まった唇と、菌が好む温度や・湿度が揃うことで、雑菌の温床となってしまうことが考えられます。

原因⑦アレルギー

普段は、皮むけしないのにリップを塗った途端、皮がむけてきた人は、アレルギー反応として唇に出ているのかもしれません。

特に、肌が弱い人・アトピー体質の人は、リップの成分に唇が負けてしまうことがあります。

食べ物でのアレルギーでも口元に赤みやかゆみが見られることもあるので、食物アレルギーで皮むけが起きているケースも考えられます。

ほかにも、歯磨き粉や外用薬など唇に接触するものが原因となっている場合もあるでしょう。

また、何度も繰り返す皮むけや、一向に治らない場合は、「口唇炎(こうしんえん)」の可能性が高いかもしれません。

口唇炎とは、唇全体が炎症し、乾燥・皮むけ・腫れ・かゆみなどの症状が出ます。

主な原因は、アレルギー反応・紫外線のダメージによって引き起こされます。

原因⑧化粧品の使用期限が過ぎている

食べ物と同じように、化粧品にも使用期限があることをご存じでしたか?

化粧品は一般的に、開封済みのものは「3~6ヶ月」、未開封で「3年以内」に使い切ることが目安となっています。

使用期限が過ぎた化粧品は、酸化が進んで雑菌が繫殖し、肌につけるとニキビや肌荒れてしまう可能性があります。

特に、口元は雑菌が多くこまめに使用することから、菌が繁殖しやすい化粧品です。

他に思い当たる原因はないのに唇が荒れるという人は、化粧品の使用期限が過ぎて雑菌が繁殖していることが原因かもしれません。

そのほかの化粧品にも使用期限があるので、お肌が荒れてしまう前に手持ちの化粧品をチェックしておきましょう。

唇の皮がむけたときにはこんな行為はNG

唇が荒れている女性

既に皮がむけてしまった唇。

間違ったケア方法をおこなってしまうと、かえって症状は悪化してしまいます。

早く皮むけを治すためにも、やってはいけないNG行為を知っておきましょう。

NG行為①唇の皮を無理やり剥がす

浮いてきた唇の皮が気になって、無理やり手でめくるのはとても危険な行為です。

唇の皮を無理やり剥がすことで、粘膜にまでダメージを与えたり、健康だった皮も一緒に剥がれることも。

出血を伴うこともあり、改善への道のりがさらに遠回りになってしまいます。

筆者も、唇の皮がむけやすく、ついつい手で剥がしてしまっていました。

今ではきれいに治りましたが、めくりすぎてできたキズが色素沈着したこともあるので、絶対にやめておきましょう。

NG行為②唇を手でさわる

無意識に唇を手でさわってしまうクセがある人は要注意。

弱った唇は、小さな刺激でも大きなダメージとなっています。

さらに、いろいろな場所を触った手は雑菌だらけです。

手から唇、唇から化粧品・リップクリームなどに雑菌がうつり、化粧品の寿命が短くなることも。

唇を清潔に保つためにも、手で唇を触ってしまわないように意識しましょう。

NG行為③唇をなめる

唇が荒れたときについやってしまいがちなのが、唇をなめること。

唇をなめると一時的にうるおいますが、唇についた水分と一緒に唇内部の水分も蒸発し、乾燥を招きます。

また、唾液には「タンパク質」「脂質」「糖質」を分解する消化酵素が含まれています。

これらの成分は人間の体のパーツを作るのに、欠かせない栄養素です。

唇をなめることで、唇を支える栄養素が消化され、炎症を引き起こす恐れがあります。

NG行為④刺激の強い化粧品の使用

化粧品には、色を付けるために合成着色料が使われています。

合成着色料には、タール色素・天然色素・無機顔料があり、最も肌に優しいのが「天然色素」となります。

一方、「タール色素」は多くに発ガン性物質が含まれていると指摘されており、危険性が極めて高い合成着色料です。

原料が石油であるタール色素は、「色赤色〇〇号」「青色〇〇号」のように、「カラー・数字・号」で表記されます。

中でも、「赤色202号」「赤色219号」 など200番台のカラーは、刺激がとても強く本当に危険性が高い成分です。

このように、化粧品に含まれている成分は、危険なものから低刺激なものまでさまざま。

危険性の高い成分が配合された化粧品は、唇が荒れているときはもちろん、普段からも避けておきたいものです。

NG行為⑤刺激の強い食べ物を食べる

ただでさえ唇は、食べ物による刺激を受けやすい無防備な状態。

辛いものやアルコール、レモンなど、刺激の強い食べ物が唇に触れると、炎症を悪化させてしまいます。

刺激物は胃や内臓機能を低下させてしまうことがあります。

唇と胃は、関係があり機能が低下することで乾燥がしやすくなるといわれています。

特に、寒い時期に辛いものが食べたくなりますが、冬は乾燥しやすい時期でもあるので、唇へのダメージをさらに増加させます。

唇が荒れている期間は、なるべく刺激物を避けてください。

どうしてもというときは、リップクリームで唇の表面を保護して、ダメージを最小限に抑えましょう。

唇の皮がむけたときの対処法

唇がぷるぷるにうるおっている女性

既に唇の皮むけが始まっているという人に向けて、適切な対処法について紹介していきます。

STEP1.むけて浮いてきた皮はハサミでカット

浮いてきた皮むけは、無理にめくらずにハサミでカットしてケアをしましょう。

怪我をする恐れがあるので、根元を少し残してカットしてください。

今浮いている皮は、新しい皮が生えてくれば、自然と落ちていきます。

完全に浮いている部分をカットして、経過を待ちましょう。

STEP2.リップクリームで保湿

唇は、とても乾燥しやすい部分。

リップクリームで保湿することで、唇にうるおいを与え、乾燥を防ぐことができます。

「薬用」「医薬品」と表記されているリップクリームは、唇のケアに有効な成分が配合されているものもありますが、目的は同じく「保湿」です。

唇が既に荒れている場合、「UVカット効果がある」「メンソールが強い」といったリップクリームは避け、低刺激なものを選んでください。

体内に水分が少ないと、唇も乾燥しがちになってしまうので、こまめな水分補給も忘れずに!

STEP3.ワセリンで水分を保護

リップクリームで唇にうるおいを与えたあとは、ワセリンで保護しましょう。

ワセリンを塗ることで、水分の蒸発を抑え、乾燥や外的刺激から唇を守ってくれます。

STEP4.落ち着くまでメイクを控える

唇の皮むけや荒れはメイクでカバーしたいもの。

しかし、荒れた肌にするメイクは、肌にとって大きな負担となってしまいます。

特に、リップが原因で荒れている場合、塗り続けてしまうと一向に改善されません。

症状が落ち着くまではなるべく口元のメイクは控え、色味が欲しい場合は、色付きのリップクリームなどで代用しましょう。

一向に治らない場合は医師に相談する

一般的な唇の荒れであれば、ケアをしっかりおこなえば改善が可能です。

しかし、前述でもお伝えした「口唇炎」は、治りづらい疾患です。

ケア方法を見直しても、唇の皮むけや荒れが続く場合は、医師に相談してください。

繰り返す唇の皮むけを防ぐ8つの方法

唇が乾燥しないようにリップクリームを塗る女性

唇の皮むけになる原因やNG行為は、どのくらい当てはまっていましたか?

ここからは、繰り返してしまう唇の皮むけを、日ごろのケアで防ぐ方法を8つ紹介していきます。

予防方法①普段から保湿を心がける

ぷるぷるの唇を保つには、普段からこまめな保湿をおこなうことが大切です。

リップクリームを塗るときは、唇の輪郭ギリギリもしくは、少しはみ出ててもOK!

保湿できていない部分が出ないように、きちんと全体をケアしてあげましょう。

また、週1回のスペシャルケアとして、ラップを使ったパックを併用すれば、保湿力をアップさせることができます。

ラップを使った簡単パックのやり方

用意するもの

  • 用意するもの
  • タオル・ハンカチ
  • リップクリーム
  • ラップ
  1. ホットタオルで唇を温める(約3分)
  2. 唇の角質が柔らかくなったら、普段よりも多めにリップクリームを塗る
  3. 指で円を描くように2.3回マッサージしながら、唇に馴染ませる
  4. 唇のサイズに合わせてカットしたラップを唇に貼り付ける(約3分)

ラップパックをするタイミングは、唇が清潔になったお風呂上りがおすすめ◎

血流がよくなっているので、より効果的です♪

ラップを外したあとは、油分が気になるなら保湿、問題がなければワセリンでフタをしてあげましょう。

また、リップクリームが手持ちにない場合は、ワセリンでも代用できます。

予防方法②唇を清潔に保つ

唇は、食事をしたり飲み物を飲んだりマスクを付けたりと、さまざまなモノに触れることの多い部位。

雑菌に触れる機会も多く、食べかすや湿った空間は菌たちのエサとなります。

特に毎日使う化粧品には、要注意!

菌の繁殖したリップは、使うたびに菌を唇に塗りつけているのと一緒です。

清潔にした手の甲にリップを落としてから使う、ブラシでとって伸ばすなど工夫をして、化粧品を清潔に保ってください。

予防方法③リップの塗り方を見直す

リップの塗り方も要チェック!

乾燥している唇は、くすみやすくきれいに発色してくれません。

リップを塗る前は、必ず保湿をおこないましょう。

ツヤ感が出ても問題がなければ、仕上げにグロスやワセリンを使い、唇を保護してください。

ぷるぷる唇を保つためにも、乾燥しにくいリップの塗り方を覚えておきましょう。

ティントの塗り方

  1. リップクリームまたはワセリンでマッサージをする(約2分)
  2. ティッシュオフで油分をふき取る
  3. ティントをのせる→ティッシュオフを2.3回繰り返す
  4. 好みの発色になったら、ていちゃくするまで置く(約5分)
  5. 最後に、リップクリーム・ワセリンを手に取り、上から重ねる

ティントは、唇の水分量や温度によって発色が左右されます。

乾燥を防ぎ、本来のカラーを発揮したいなら、保湿は欠かせません。

予防方法④メイクを落とす

色素沈着・乾燥・シミを防ぐためには、きちんとメイクを落とすこと。

しっかりめなメイクをしている人は、口元・肌全体でクレンジング剤を変えるのもひとつの手です。

クレンジングは、オイル系は肌の油分までもとってしまい、乾燥しがちに。

刺激に弱い唇には、ミルクタイプのクレンジングがおすすめです◎

「ポイントリムーバー」を使ってリップをオフする方法も、刺激が少なく済ませることができます。

予防方法⑤自分に合った化粧品を使う

自分が使っている化粧品を見直して、自分に合った化粧品を使いましょう。

化粧品ではなく、スキンケアで荒れることもあるので、よく確認しておきましょう。

予防方法⑥必要な栄養素を補う

新しい皮膚や粘膜を形成するためには、タンパク質などの栄養素やビタミンが不可欠です。

中でも、ビタミンB2は皮膚や粘膜を健康に保ってくれるので、積極的に摂りたい栄養素です。

ビタミンB2が豊富な食べ物

レバー

うなぎ

牛乳

納豆

かぼちゃ

予防方法⑦紫外線対策をする

夏やマリンスポーツなど、強い紫外線を浴びるときは、UVカット効果のあるリップクリームがおすすめ!

お肌と同じように、紫外線から唇を守ってくれます。

ただし、UVカット効果の成分で唇が荒れてしまうことがあります。

成分表示をよく確認して、刺激物の少ないリップクリームを選びましょう。

予防方法⑧唇の古い角質を取り除く

古い角質が溜まっている状態は、唇が乾燥したり荒れやすくなっています。

また、古い角質が邪魔をして、うるおいが行きわたらず、しっかりケアをおこなっていても効果が減少してしまいます。

唇に溜まっている古い角質を除去して、ターンオーバー(肌の生まれ変わり)を促進してあげましょう。

おすすめなのは、リップスクラブを使ったケア方法です。

保湿成分が入ったリップスクラブは、優しく除去してくれます。

すっきりとした唇は、くすみが改善され血色感もアップ。

気になる唇の縦ジワも、ケアして目立ちにくくしてくれますよ♪

ワセリンを使ったリップスクラブのやり方

リップスクラブは、ワセリンと砂糖で簡単に作ることができます。

用意するもの

  • ワセリン 大さじ1杯
  • 砂糖 ティースプーン1杯
  • 容器
  1. ワセリンに砂糖を入れてかき混ぜる
  2. 全体がなめらかになったら唇にのせて、円を描きながら1分程度マッサージする
  3. ホットタオルで唇についたスクラブを取り除き、リップクリームやワセリンで再度保湿する

スクラブでマッサージするときや、タオルでふき取るときは、こすりすぎないように注意しましょう。

枯れ果てた唇をケアして皮むけ知らずの唇に!

唇がうるおっている女性

おさらい

  • 唇は皮脂腺がほとんどないため、内部水分の蒸発しやすい
  • メラノサイトがわずかしかない唇は、紫外線に当たってもメラニンを生成でしづらい
  • 唾液には、「タンパク質」「脂質」を分解する酵素が含まれている

ガサガサに枯れ果てた唇には、適切なケアが欠かせません。

放っておいても症状はよくならないので、原因を究明してそれに合わせたケア方法を実践してください。

皮むけのないぷるぷる唇で、リップメイクを楽しみましょう。

  • この記事を書いた人

すーちゃん

化粧検定&化粧成分検定を取得した25歳のすーちゃんです。 以前からコスメや美容が大好きで、いろんなコスメを集めていました。 プチプラ~デパコスアイテム紹介や、皆さんが知りたい美容にまつわる情報をご紹介していきます。

-コラム, スキンケア
-, ,

© 2024 Pretty Woman