コラム スキンケア

ニキビ跡にも種類があった!種類ごとの適切なケア・予防方法を解説

2021年2月24日

できただけで悲しくなるニキビ・・・。

しかし、それ以上に厄介なのがニキビ跡です。

ニキビ跡は、一度できてしまうとニキビよりも治すことが遥かに難しくなってしまいます。

メイクでもニキビ跡は隠しにくく、悩まれている人も多いのではないでしょうか。

今回は、ニキビ跡となる種類・原因・予防方法からスキンケアの選び方にまで徹底的に解説していきます。

誤ったニキビ跡のケアは、かえって症状を悪くしてしまう恐れがあるので、要注意です!

ニキビ・ニキビ跡に悩んでいる人は、ぜひ参考にしてしてください。

この記事で解決できる悩み

  • ニキビ跡になりやすい部位がわかる
  • ニキビ跡の種類がわかる
  • それぞれの種類のニキビ跡の適切なケア方法がわかる

なぜニキビ跡はできてしまうの?

ニキビ跡に悩む女性

ニキビが治っているのに、赤みが残ったり肌が凸凹になってしまうニキビ跡。

ニキビができる原因がさまざまあるように、ニキビ跡になる原因もさまざまですが、根本的な原因は「ニキビの悪化」です。

人間の肌は、目で見える表面から一番近い組織から表皮・真皮・皮下組織の層になっています。

ニキビは炎症がひどくなると、ニキビ周辺の組織が傷つき、細菌が繁殖して真皮層や皮下組織といった深層部なまでにダメージを与え、その結果ニキビ跡となってしまうのです。

ニキビ跡を止めるには、ニキビの予防・再発を阻止をしなければいけません。

しかし、ひとえにニキビ・ニキビ跡といっても、いくつかの種類があり、適切なケア方法も異なります。

ニキビ跡ができないようにするためにも、ニキビ・ニキビ跡それぞれの種類について知ってい置きましょう。

5つのニキビの種類

ニキビができてショックを受けている女性

まずは、ニキビ跡ができる発端を作り出す、「白ニキビ」「黒ニキビ」「赤ニキビ」「黄ニキビ」「紫ニキビ」の5種類について解説していきます。

どの種類のニキビが、ニキビ跡になりやすいのか、よくチェックしておきましょう。

白ニキビ

ニキビの初期段階のことで、「コメド」「面ぽう」と呼ばれることもあります。

角質が毛穴を塞ぎ、溜まった皮脂が透けて白く見えている状態で、肌の表面を触るとプツプツしています。

白ニキビは、まだ炎症は起きてはいないので痛みはなく、そのまま症状が治まればニキビ跡になる心配はほとんどありません。

毛穴に溜まっている角質を除去するのが最も効果的ですが、自分で無理やりニキビを潰すと細菌が入り悪化したり、ニキビ跡になってしまう可能性が出てきます。

初期症状だからといって油断は禁物ですので、白ニキビの段階から適切なケアを行いましょう。

黒ニキビ

白ニキビの段階から、さらに皮脂が溜まり毛穴の入り口が開くことで表面に押し出された皮脂が、空気に触れることで酸化して黒ニキビとなります。

白ニキビ同様、黒ニキビは炎症はまだ起きていないので、初期段階に分類されますが、白ニキビよりも症状が進行しているので注意が必要です。

次の段階に進行していくと、いよいよニキビ跡になってしまう可能性が高くなってしまいます。

基本的には白ニキビと同様のケア方法で問題はありませんが、ケアをしていたのに白ニキビが悪化したのなら、一度ケア方法を見直してみるほうがよいでしょう。

皮脂の酸化が始まっているので、抗酸化作用のあるビタミンCを取り入れるのがおすすめです。

赤ニキビ

赤ニキビは、アクネ菌が活性化して炎症を起こし、赤く腫れ痛みを伴うニキビのことです。

アクネ菌は、正常の肌にもいますが空気のない場所を好み、毛穴に詰まった皮脂をエサにして、アクネ菌をはじめとする細菌はみるみる増殖していきます。

そうして増殖したアクネ菌によって作り出された「酵素リパーゼ」が、毛穴の皮脂を分解して「遊離脂肪酸」という物質を生成します。

この生成された「遊離脂肪酸」が、アクネ菌と結びつき毛穴を刺激して、炎症を引き起こしているのです。

前述でもお伝えしたとおり、赤ニキビまで行くとニキビ跡が残りやすくなってくるので、慎重にケアをおこなってください。

無理に触ったり、潰すといった行為は、ニキビ跡になる可能性大なので、絶対にやめましょう。

黄色ニキビ

黄色ニキビは、「膿疱性(のうほうせい)ニキビ」とも呼ばれ、炎症が化膿に変わり丸く膨らんだ、膿が溜まっているニキビです。

一見、赤みが強くみられますが、膿は黄色いことから黄色ニキビと呼ばれています。

炎症が「毛包壁」と呼ばれる毛穴の壁を壊してしまうと、さらに炎症が広がり、真皮にまでダメージを与えてしまうことがあります。

早い段階で、治まらなければニキビ跡として残ってしまう可能性が非常に高い状態です。

また、黄色ニキビは、体内に熱がこもりやすく、暑がりな人や夏になると症状が悪化することもあります。

黄ニキビは、セルフケアでも治ることがほとんどですが、ニキビ跡のことを考えると、皮膚科で処置を受けるのもひとつの手です。

紫ニキビ

紫ニキビは「結節性ニキビ」や「嚢腫(のうしゅ)」と呼ばれ、毛穴の奥で膿と血液が溜まっている症状です。

炎症が広がったり、血流が悪くなることで赤紫色になって腫れています。

黄色ニキビよりも重度の段階であり、ニキビの中で最もニキビ後になりやすい状態です。

また紫ニキビは、皮脂の分泌が多い脂性肌タイプの人が多いとされ、皮脂が詰まりやすいことから赤ニキビにもなりやすいといわれています。

そうして、できた赤ニキビを適切にケアせずに放置することで、紫ニキビとなってしまうのです。

ホルモンバランスの乱れやストレスが原因でも症状が出るといわれています。

紫ニキビまでになると、自然治癒では難しいので、専門医に診てもらいましょう。

4つのニキビ跡の種類

ニキビ跡に悩んでいる女性

次に、ニキビ跡の種類や特徴について解説していきます。

赤みのあるニキビ跡

「炎症後紅斑(えんしょうごこうはん)」と呼ばれており、

ひとつは、ニキビの炎症が続くことで、傷を治すために周辺の毛細血管が集中し、赤く透けて見えていることです。

ふたつめが、ニキビのがつぶれた時に出血があった場合は、赤血球が血管外に漏れて赤くうっ血して見えています。

ニキビ跡の中でも比較的症状は軽めで、毛細血管は炎症が治ると徐々に離れ、正常に戻っていきます。

さらに、肌のターンオーバーでも薄くなって消えるので、数カ月はセルフケアをしながら、様子を見ておくのがよいでしょう。

ただし、次に紹介する茶色いニキビ跡になる可能性があるので、ここでニキビ跡を食い止めましょう。

茶色いニキビ跡

茶色いニキビ跡は、メラニンが引き起こした色素沈着が原因です。

このニキビ跡は、「炎症後紅斑(えんしょうごこうはん)」 と呼ばれ、シミのひとつでもあります。

ニキビによって発生した炎症が、メラノサイトを活性化させメラニンが大量に作られ、紫外線を浴びることで茶色くなってしまうのです。

重度の症状の場合は皮膚科での治療を受けなければ、改善が難しい場合もあります。

ただし、シミ・そばかすと同様にケアができていれば、自力でも薄くすることが可能です。

肌に凹凸のあるニキビ跡

ニキビができていた皮膚が陥没して凹凸ができた、クレーターとも呼ばれる重度のニキビ跡のことです。

凹凸のあるニキビ跡の原因には、コラーゲンやエラスチンでできている真皮層へのダメージが大きく関わっています。

本来真皮は、表皮を支え肌を回復させる機能があるのですが、ひどい炎症により真皮がダメージを受けることで、正常に機能できず、コラーゲンが大量に作られ皮膚が陥没します。

そして、肌の再生ができた一部と、再生ができずに皮膚が陥没した部分で段差ができ、クレーターのような凹凸のある皮膚になってしまうのです。

赤ニキビや黄色ニキビを放置していると、凹凸のあるニキビ跡になる可能性が高いです。

凹凸のあるニキビ跡の中でも「浅斑状瘢痕(せんはんじょうはんこん)」と「深真皮瘢痕(しんしんぴはんこん) 」の2種類が存在し、深真皮瘢痕の方がより深い真皮までダメージが届いています。

また、凹凸の形状にも「2mm以下の穴が開いたような形状のアイスピック型」「4mm以上の丸みを帯びたローリング型」「四角く陥没するボックスカー型」の3種類があります。

このように種類や形状により、治療に必要な時間も異なります。

完全なる自己治癒は難しいため、ひどい場合は専門医に見てもらいましょう。

隆起したニキビ跡

ニキビ跡というと、肌に凹凸のあるクレータータイプのイメージが強いですが、隆起したタイプのニキビ跡もあるのです。

「肥厚性瘢痕」と呼ばれる、白・茶・赤系の色をした厚みのあるニキビ跡です。

いわゆる傷跡と同じなので、凹凸のある肌以上に、きれいに傷を治すことが難しい場合もあります。

体質的にできやすかったり、フェイスラインや口の下などにできやすいのが特徴です。

自己治癒は不可能に近いので、治すには皮膚科での治療が必要となるでしょう。

種類は違えど、全てのニキビ・ニキビ跡にいえることは、「ニキビの悪化を防ぐ」ことが最も重要なことです。

そのため治すことの難しい「肌に凹凸のあるニキビ跡」や「隆起したニキビ跡」であっても、今以上の悪化を防ぐにはきちんとしたケアを行うことが不可欠です。

ニキビ跡が残りやすい場所は「こめかみ」や「頬」

頬のニキビ跡に悩む女性

ニキビができる根本的な原因は、「毛穴の皮脂や汚れ詰まり」

この毛穴の詰まりによって、アクネ菌は繁殖しニキビができています。

「こめかみ」「頬」は、皮脂腺が発達しているので、顔の中でもニキビができやすく悪化しやすいので、ニキビ跡が残りやすい場所とされています。

ほかにも、髪の毛に触れる機会が多いことから、髪に付着した雑菌・汚れ・スタイリング剤などが、皮膚から毛穴に入り込みにニキビを悪化させてしまうのです。

ニキビ跡を作らないための方法

ニキビのないつるつる肌の女性

ここからは、ニキビ跡を作らないためには「ニキビの悪化を防ぐ」以外に、どのようなことに注意すればよいのか、7つの方法を紹介していきます。

紫外線対策の徹底

紫外線は、ニキビ跡の色素沈着を早め、症状を悪化させてしまうため、紫外線対策が欠かせません。

紫外線は、1年中降り注いでいるので季節や天気を問わず、常に対策をしておきましょう。

特に、紫外線が強い真夏・屋外でのスポーツをするときには、こまめに塗り直し普段よりも多めに、日焼け止めをつけてください。

きちんと紫外線対策はできていれば、ニキビ跡だけでなくシミ・そばかすを予防できるので、一石二鳥ですよ♪

洗顔のすすぎ不足・やりすぎには要注意!

「ニキビができるのは皮膚が汚れているからだ!」といってゴシゴシ擦ってしまうのはNG行為です。

水に濡れたお肌は、普段よりも刺激を受けやすく、摩擦や洗顔料を長くつけていると、必要な皮脂まで奪われてしまいます。

皮脂が少ないと、肌が皮脂を分泌してしまい、さらなるニキビが出てきてしまうかもしれません。

すすぎの温度が高い場合も、皮脂を取り過ぎてしまうので、洗顔後は32度前後のぬるま湯で10~20回程すすいでください。

クレンジングのすすぎは、油分を含んだ成分が落ちやすいとされている、36度前後の温度がおすすめです。

クレンジングが長いと、せっかく浮いてきた汚れが、再度毛穴に戻ってしまいますので、クレンジングの場合は、1分以内で終わらせるようにしましょう。

すすぎ不足の場合でも残った成分が皮脂腺の多い「こめかみ」「頬」のニキビを悪化させてしまう可能性があります。

適度な洗顔・クレンジングを心がけましょう。

ニキビにはなるべく触らない

ニキビ跡を作らないように、ニキビにはあまり触らないようにしてください。

刺激を与えることで、炎症が広がり悪化につながってしまいます。

必要最低限だけのケアをおこない、あとは経過を観察してみましょう。

また、間違っても、自力でニキビを潰すことはやめてください。

病院では「面皰圧出」という、ニキビを押し出す治療がありますが、専門医が専用の器具を使っておこなうものです。

ニキビが治るどころか、ニキビ跡という高い代償を払うことになるかもしれません。

もしも、何かの拍子でニキビ跡が潰れてしまったら、清潔な状態を保てるように素手では触らず、抗炎症成分の入ったスキンケア・または処方されたニキビ薬を綿棒で塗ってください。

生活習慣を見直す

肌のケアは、外側だけでなく内側からおこなうことも大切です。

朝・昼・晩・しっかりと食事や水分を摂ってください。

ニキビの予防をサポートしてくれる、ビタミンB2・ビタミンB6、ビタミンC、タンパク質をきちんととっておきましょう。

運動は、肌のターンオーバーを促したり、汗と一緒に皮脂や老廃物を排出し、睡眠不足はターンオーバーの乱れの原因です。

健康的な生活を送ることが、ニキビ跡を無くす最善の近道です。

顔にふれるもの(タオル・枕)を清潔に保つ

ニキビがある状態、雑菌が付着したものが触れると

人間は寝ている間にコップ1杯分の汗をかくといわれています。

寝具の中でも、汗をかきやすい頭の部分、つまり「枕」は雑菌だらけです。

菌のエサとなる、皮脂やフケも付着していることから、繁殖もしやすい状態です。

もし、ケアをきちんとしているのに改善が見られない場合は、寝具や身の回りのものに原因があるかもしれません。

スキンケアをする前にはまず手洗い、メイクに使うスポンジはこまめに洗浄するなどして、身の回りのものを清潔に保っておきましょう。

また、期限切れの化粧品を使っていることが、ニキビの原因の可能性もあります。

心あたりのある人は、下記の記事を参考に手持ちの化粧品をチェックしてみてください。

【種類別】ニキビ跡のケア方法

ニキビ跡のないつるつる肌の女性

ニキビ跡の種類ごとのおすすめのケア方法や、スキンケアの選び方について紹介していきます。

赤みのあるニキビ跡のケア方法

赤みのあるニキビに重要なのは、刺激を与えないことです。

スキンケアはほどほどに、上質な睡眠・食事をとり、ダメージを受けた肌を回復しましょう。

抗炎症成分配合のスキンケア、グルコール酸・AHA・BHAなどのピーリング成分配合のスキンケア用品がおすすめです。

古い角質を除去することで、肌のターンオーバーを促進することができます。

ただし、必要以上な刺激は肌のバリア機能を低下させ、ニキビ以外の肌トラブルを招いてしまいます。

触りすぎない程度で、優しくケアをしてあげましょう。

茶色いニキビ跡のケア方法

茶色いニキビ跡は、色素沈着が原因なので、メラニンの生成を抑える、「ビタミンC誘導体」「レチノール」などの、美白成分配合のスキンケア用品がおすすめです。

特に、「ビタミンC誘導体」は、メラニンの生成を抑えるとともに、ターンオーバーを促しメラニンを排出してくれます。

色素沈着したニキビ跡の悪化を予防し、薄くしてくれる働きが期待できます。

ビタミンCは皮脂の分泌を抑える性質から、乾燥しやすいので、保湿成分の高いヒアルロン酸やセラミドが配合されたスキンケア用品との併用が◎

ただし、「ビタミンC誘導体」をつけた状態で紫外線を浴びると、メラニンの生成が加速してしまいます。

あくまでも、夜のスキンケアとして取り入れて、日中には使わないようにしてください。

肌に凹凸のあるニキビ跡ケア方法

肌に凹凸のあるニキビ跡は、肌のターンオーバーを促してあげましょう。

肌に負担を掛けない範囲で、ピーリングをおこない、古い角質を除去してあげるのもひとつの手です。

スキンケアには、ターンオーバーを整えてくれる美容成分「プラセンタ」配合のものがおすすめです。

プラセンタは、真皮にまで浸透し、コラーゲンを再生して凸凹になったニキビ跡をサポートしてくれます。

ビタミンC誘導体も、コラーゲンの生成に役立つので、凹凸のあるニキビ跡との相性はよいでしょう。

まとめ

ニキビのないつるつる肌の女性

おさらい

  • ニキビ跡には5つの種類があった
  • ニキビ跡を作らないためには「悪化を防ぐこと」
  • ニキビ跡になりやすいのは、「赤ニキビ」「黄ニキビ」「紫はニキビ」

ニキビ跡を作らないためには、「ニキビの悪化を防ぐ」ことが最も重要です。

誤ったニキビ跡のケアは、かえって症状を悪くしてしまう恐れがあります。

きちんと知識を知った上で、適切なスキンケアをおこないましょう。

ぜひ、今回の記事を参考にして、ニキビやニキビ跡のないたまご肌をゲットしてください♪

  • この記事を書いた人

すーちゃん

化粧検定&化粧成分検定を取得した25歳のすーちゃんです。 以前からコスメや美容が大好きで、いろんなコスメを集めていました。 プチプラ~デパコスアイテム紹介や、皆さんが知りたい美容にまつわる情報をご紹介していきます。

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